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Bitbucket サーバおよび Bitbucket クラウド向けの CA Agile Central VCS コネクタは、Bitbucket リポジトリのコミットに関する情報を CA Agile Central にポストし、関連するアーティファクトを特定するのに十分な情報が VCS コミット メッセージに含まれている場合、これらのコミット内容を CA Agile Central の変更セットおよびアーティファクトに関連付けます。また、このコネクタは、コミット メッセージに適切な構文(たとえば、「US123 進行中」)が含まれている場合、関連する CA Agile Central アーティファクトの状態(具体的には、ディフェクトの状態やユーザ ストーリーのスケジュール状態)を更新します。Bitbucket 向けの CA Agile Central VCS コネクタは、一方向および 1 回限りのメカニズムに分類されます。Bitbucket の情報は変更されません。情報は Agile Central に書き込まれるだけで、データの複製が試行されたり許可されたりすることはありません。Bitbucket 向けの CA Agile Central VCS コネクタは、必要なスケジュールに従ってご使用のプラットフォーム上で実行するソフトウェアで構成されています。コネクタの設定はポリシーベースです。つまり、コネクタの動作対象となる Bitbucket リポジトリごとに個別の設定ファイルを指定する必要はありません。ポリシーベースの特徴により、Bitbucket のユーザや組織がアクセス可能なリポジトリのすべてまたは一部を対象にすることができます。
現在のバージョン 2.0.3 の Agile Central VCS コネクタには、設定オプションがターゲットの設定ファイルに存在する場合に、Bitbucket の取得準備リクエストのアイテムの作成を検出し、Agile Central の対応する取得準備リクエストのアイテムをポストする機能が含まれています。現在、取得準備リクエストの機能はユーザ ストーリーでのみ利用可能です。取得準備リクエストを Agile Central にサードパーティ コンテキストとして表示するには、PullRequests 値を True に設定します。AC アーティファクトのフォーマット済み ID (例: US1234)は、コネクタで処理されるために、取得準備リクエストのタイトルまたは取得準備リクエストに関連付けられているコミット メッセージの 1 つのいずれかに記述できます。コネクタには、オープンされている取得準備リクエストとマージされた取得準備リクエストが含まれます。
このコネクタは Bitbucket REST API を使用しているため、Bitbucket サーバおよび Bitbucket クラウドの両方で動作します。Bitbucket サーバと Bitbucket クラウドのどちらを使用しているかによって、設定ファイルのアイテムはわずかに異なります。
このガイドの内容は以下のとおりです。
CA Agile Central の有効なサブスクリプションと認証情報。
アクティブな Bitbucket アカウント。Bitbucket バージョン 5.0、5.1、および 5.2 がサポートされています。その他の 5.x バージョンでも動作する可能性があります。
Python 3.5.x または 3.6.x (3.6.x が推奨されます。Windows ユーザの場合、64 ビット バージョンの使用を推奨します)。パッケージ/インストーラは、www.python.org から取得できます。
Windows のみの追加の要件
pywin32 パッケージは、Python 3.5 または 3.6 のインストール後にダウンロードしてインストールする必要があります。
pywin32 パッケージは次の場所から入手できます: https://sourceforge.net/projects/pywin32/files/pywin32/Build%20221/pywin32-221.win-amd64-py3.5.exe/download および https://sourceforge.net/projects/pywin32/files/pywin32/Build%20221/pywin32-221.win-amd64-py3.6.exe/download
コネクタをダウンロードするには、ここの手順に従います。
コネクタは、いくつかの方法でインストールできます。並行して実行できる同じマシン上に複数のインストール場所を指定することができ、その条件によって必要なハードウェアが決まります。以下のガイドラインに従うことを推奨します。
** 設定のサンプル ファイルと、このコネクタで利用可能なすべてのオプションを参照するには、このドキュメントの一番下(「ダウンロード」)に移動してください。このファイルの名前は「sample file with explanatory notations.txt」です。
pip3 install requests==2.18.4
pip3 install pyral==1.4.0
pip3 install PyYAML==3.12
pip3 install cryptography==1.7.1
cd vcsconn-2.0.3
ls -laR # 解凍されたコンテンツを確認します。Windows では dir を使用します
vcsconn # vcsconn モジュールのルート ディレクトリ
vcs2ac # コネクタ起動スクリプト。これが実行するファイルになります
config # このコネクタで使用する設定ファイルを保持します
sample_bitbucket_server.yml# Bitbucket サーバの基本リファレンスとして使用するサンプル設定
sample_bitbucket_cloud.yml # Bitbucket クラウドの基本リファレンスとして使用するサンプル設定
sample_user_map.yml # ユーザ マッピングのサンプル テキスト ファイル
log # 設定ごとにログ ファイルと時間ファイルを保持します
README_BITBUCKET.txt # このファイル
User-Mapping-Strategies.txt # Bitbucket ユーザと AgileCentral ユーザ名のマッピング戦略の詳細
一般的な推奨事項
シンプルに開始します。
configuration サブディレクトリを見つけます。
sample_bitbucket_(server または cloud).yml ファイルを、環境に合わせて名前が付けられたファイルにコピーします。たとえば、cp sample_bitbucket_server.yml to product_x.yml (または他の適切な名前が付けられた、拡張子が .yml のファイル)となります。
product_x.yml ファイルを編集します。たとえば、認証情報、ワークスペース、プロジェクト、トークンなどのサンプル値を、ご使用の環境に適した有効な値に変更します。
適切な SecurityLevel を決定します。
コミット メッセージに基づいて CA Agile Central アーティファクトの状態を更新するかどうかを決定します。
Bitbucket コミッタを有効な Agile Central ユーザにマップするかどうかを決定し、Passthrough、FileBasedUserNameLookup、または UserNameDomainAugmentLookup の 3 つのマッピング方法のいずれかを選択します。
処理するリポジトリが、自分が所有するリポジトリであるか(UserSlug を使用)、自分がメンバであるチームが所有するリポジトリであるか(TeamSlug を使用)を決定します。
* 設定ファイルの構文については、「付録 A」を参照してください。
ターミナル ウィンドウまたはコンソールを使用: cd コマンドでインストールのルート ディレクトリに移動します(たとえば、/opt/local/sw/vcsconn-1.2.4)。その後、以下のコマンドを実行します。
python3 vcs2ac product_x.yml
このソフトウェアでは、設定ファイルが configuration サブディレクトリ内に存在している必要があります。コマンド ラインでファイルの名前を指定します。コマンド ライン引数でサブディレクトリを指定しないでください。
cron、launchctl、または Windows タスク スケジューラを使用します。このソフトウェアを実行する場合、有効な環境に適切な環境設定が行われていることを確認し、次のコマンドを実行します: python3 $VCS/vcs2ac your_config_file_name.yml ($VCS は、ソフトウェアがインストールされているディレクトリの完全修飾パスを含む環境変数への参照です)。たとえば、パッケージを /opt/local/sw に解凍する場合は、VCS を以下のように設定します。
export VCS=/opt/local/sw/vcsconn-1.2.4
通常の操作では、コネクタは、設定ファイル名に基づいて命名された時間ファイルを(log ディレクトリに)書き込みます。例: 設定ファイル名が product_x.yml の場合、関連する時間ファイル名は product_x_time.file になります。時間ファイルには、人間が解読可能な日付/時刻のタイムスタンプ値を表す 1 行(形式: YYYY-MM-DD hh:mm:ss Z)が含まれています。この値は、Agile Central に反映された最後のコミットのタイムスタンプを表します。コネクタが続いて実行されると、時間ファイルが参照され、開始時間が時間ファイルの値以降であるコミットのみを処理することによって、現在の実行でどのジョブを認識する必要があるかが判断されます。時間ファイルの値は手動で設定できます(2017-05-12 11:37:55 Z など、ISO 形式を使用)。これにより、過去にさかのぼって、過去の任意の時点からコミットを取得できます。コネクタはコミットを複製しないので、Agile Central に重複した情報がポストされることはありません。時間ファイルがない場合、コネクタは、現在の時間より 3 日前の時点からのコミットを取得します。
コネクタは常に、設定ファイル名に基づいて命名されたログ ファイルを書き込みます。ログ ファイルは、ベース インストール ディレクトリの下の log サブディレクトリに書き込まれます。設定ファイル内でレベルを指定すると、ログ記録の範囲を制御できます。設定ファイル内で、ログ ファイルに書き込まれるログ情報の量を決定する LogLevel を設定できます。Service セクションで、LogLevel 設定を変更します(有効な値は、ERROR、WARN、INFO、DEBUG)。LogLevel を DEBUG に設定した場合、完全なログ メッセージを取得できます。これは、問題が発生した箇所を突き止めたり、異常が発生した時点で処理されていた情報を特定したりするのに役に立ちます。
最初の設定では、コネクタをプレビュー モードで実行すると非常に便利です。これにより、変更セットをポストしなくても、Agile Central と Bitbucket への接続を確立して、正しく初期化および検証できます。
* 問題: 取得準備リクエストが Agile Central に転送されていません。
回答: 現時点では、取得準備リクエストの機能は Agile Central 内のユーザ ストーリーでのみ使用できます。ユーザ ストーリーに取得準備リクエストが表示されていない場合は、設定ファイルの Service セクションに以下の行があることを確認してください。
PullRequests : True # デフォルトは False です。True の場合、VSTS PullRequests が検出され、Agile Central に反映されます
* 問題: すべてのリポジトリを取得するために include ステートメントで * を使用している場合にエラーが検出されました。
FATAL: VCSConnectorRunner.run - VCSConnectorRunner.getConfiguration vcs_connector_runner.py(288) - Unable to parse config/vsts-cloud.yml successfully, while scanning an alias
in "", line 25, column 26:
Include : *
^
expected alphabetic or numeric character, but found '\n'
in "", line 25, column 27:
Include : *
^
回答: include ステートメント内の * を引用符でエスケープします。
Repository:
Include : "*"
設定ファイル内で ProxyUsername や ProxyPassword を含む認証情報がクリア テキストでなくなった場合、SecurityLevel 設定はアップグレードのみが可能で、ダウングレードはできません。たとえば、Encrypted から Encoded への SecurityLevel のリセットでは、暗号化された認証情報が含まれる設定ファイルを使用できません。セキュリティ レベルをダウングレードする場合、認証情報がクリア テキストになっている設定ファイルで開始する必要があります。
Bitbucket 向けの Agile Central VCS コネクタでは、テキスト ファイルを YAML 形式で使用します。詳細については、Web ページや YAML に関するその他の Web サイトを参照してください。説明が含まれる設定ファイルのサンプルについては、このページの下部にある「サンプルのダウンロード」を参照してください。
簡潔にするため、このドキュメントでは最も重要ないくつかの構文アイテムを扱い、コネクタで使用できる有効な YAML 設定の 3 つのセクションについて説明しています。
template_config.yml ファイルの構造
Bitbucket:
AgileCentral:
... # いくつかのキーと値のペアはこのセクションに関連します
Bitbucket:
... # いくつかのキーと値のペアはこのセクションに関連します
Service:
... # コネクタの全体的な処理に関連するいくつかのキーと
# 値のペアは、このセクションに表示されます
AgileCentral セクションでは、Agile Central との接続の取得に使用する値を指定します。Bitbucket セクションでは、Bitbucket との接続の取得に使用する値を指定し、変更セットを Agile Central にポストするために Bitbucket のどのリポジトリを処理するかを制御するポリシーを指定します。Service セクションでは、全体的なコネクタ動作の一部の側面を制御します。
* CA Agile Central セクションで必要な Project 行は接続目的で使用されます。コミットは引き続きワークスペース スコープに基づいて CA Agile Central に表示されます。
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