ディフェクト

ディフェクトまたはバグは、ソフトウェアにおけるエラー、ディフェクト、失敗、または不具合であり、間違った結果の生成など、ソフトウェアが意図されたとうりに動作するのを妨げるものです。CA Agile Central ではディフェクトを作成、管理、および追跡できます。

ディフェクトの管理には、次のものが含まれます。

ディフェクトのサマリ ページと詳細ページの使用

サマリ ページ

[ディフェクト]サマリ ページには、選択したワークスペースとプロジェクトのすべてのディフェクトのサマリ リストが表示されます。


[ディフェクト]サマリ ページ

サマリ ページから、以下の操作を実行できます。

  • カスタム ビューまたはクイック ビューを選択して、ディフェクトをグループ化してわかりやすく表示する。
  • すべてのワーク アイテムのサマリ ページで共通のアクションを実行する。
  • [編集]アイコン、[コピー]アイコン、または[ディフェクト スイートに追加]アイコンをダブルクリックして、個々のディフェクトを編集する。
  • ディフェクトをインライン編集する。

クイック詳細ページ

クイック詳細ページ(QDP)は、ディフェクトのデフォルトです。フィールドを直接編集できます。フィールドが表示されていて、適切な権限がある場合は、そのフィールドを編集できます。フィールドを離れると、フィールドは自動的に保存されます。詳細については、ここを参照してください。

[ディフェクト]詳細ページには、個々のディフェクトのビューが表示されます。

[ユーザ ストーリー]詳細ページのリボンから[ディフェクト]コレクションにアクセスすると、ユーザ ストーリーとその子ストーリーに直接関連付けられているすべてのディフェクトが[ディフェクト]ページに表示されます。これにより、ユーザ ストーリーに直接または間接的に影響するすべてのディフェクトを処理できるようになります。

進行状況と見積もりのフィールド

[ディフェクトの状態]、[スケジュール状態]、[ステータス]、および[見積もり]フィールドで、ディフェクトのステータスを視覚的にレポートすることができます。

  • ドロップダウン メニューを選択して、状態を更新します。
  • ワーク アイテムを、[ステータス]で 1 回クリックして「ブロック済み」または「準備完了」としてマークします。
  • 所有者のドロップダウン メニューには、現在の所有者と、現在のプロジェクトのチーム メンバとして指定されているすべてのユーザが含まれています。プロジェクト上の編集の権限があるユーザを検索することもできます。

ディフェクトの作成

複数のユーザが同じディフェクトを編集すると、並列処理の競合が発生することがあります。変更を加え、任意の[保存]オプションを選択した最初のユーザによる変更がコミットされます。後続のユーザが同じディフェクトを変更してから保存しようとすると、[変更の確認]オプションまたは[自分のバージョンで上書き]オプションが表示されます。

変更の確認]を選択すると、QDP に戻り、変更内容を失わないようにコピーできます。[自分のバージョンで上書き]を選択した場合、変更内容は保存され、他のユーザの変更内容は上書きされます。添付ファイルが追加され編集された場合に[自分のバージョンで上書き]を選択すると、両方のユーザの変更内容が保存されて、削除が適用されます。

ディフェクトの編集

エディタを使用する場合

  1. 編集するディフェクトの[編集]アイコン インライン編集 をダブルクリックします。
  2. QDP での編集を完了します。
  3. [保存]オプションのいずれかを選択します。

インライン編集

  1. ディフェクトの行をダブルクリックして、 編集モードを呼び出します。
  2. 編集を完了します。
  3. チェックマークを選択して保存するか、X を選択してキャンセルします。

重複するディフェクトの管理

ディフェクトが入力システムに誤って複数回入力されることがあります。重複するディフェクトをオープンのままにしておく 1 つのディフェクトに関連付けてから、重複するディフェクトをクローズすることができます。

重複するディフェクトの追加

重複するディフェクトを保持する 1 つのディフェクトに関連付けるには、次の通りにします。

  1. [ディフェクト]サマリ ページで保持するディフェクトを選択します。
  2. [ディフェクト]詳細ページのリボンで[重複]アイコンをダブルクリックします。
  3. アクション]から[重複の追加]を選択します。
  4. [重複の選択]では、重複として識別する必要があるすべてのディフェクトを選択します。キーワード検索で目的のディフェクトを見つけることができます。ID とプロジェクトによるフィルタリングで、検索結果を絞り込むこともできます。
  5. 選択]を選択します。

    選択されたディフェクトは[重複]ページに表示されます。

    注: 選択ページでアイテムを選択した後に、次のページ へ移動すると、最初のページの選択内容は保存されません。結果を 1 つのページに制限するために、検索条件をフィルタし、表示 の値を引き上げてください。

重複したディフェクトの削除

重複したディフェクトをクローズしたら、元のディフェクトとの関連付けを削除するとよい場合があります。

  1. [ディフェクト]サマリ ページで保持するディフェクトを選択します。
  2. [ディフェクト]詳細ページのリボンで[重複]アイコンをダブルクリックします。
  3. アクション]から[重複の削除]を選択します。
  4. 重複の選択では、削除する関連付けられたディフェクトをすべて選択します。キーワード検索で目的のディフェクトを見つけることができます。ID とプロジェクトによるフィルタリングで、検索結果を絞り込むこともできます。
  5. 選択]を選択します。

    選択したディフェクトが表示から削除されます。

    注: 選択ページでアイテムを選択した後に、次のページ へ移動すると、最初のページの選択内容は保存されません。結果を 1 つのページに制限するために、検索条件をフィルタし、表示 の値を引き上げてください。

重複したディフェクト間の移動

この方法を使用して、重複したディフェクトに速やかに移動してクローズします。

  1. 重複するディフェクトの名前のリンクを選択します。
  2. 重複するディフェクトの詳細ページで、リボンの[重複]アイコンをダブルクリックして、元のディフェクトに戻ります。

ディフェクトのユーザ ストーリーへの変換

[ディフェクト]詳細ページで、拡張リクエストであるディフェクトをユーザ ストーリーに変換します。これにより、ディフェクトのクローズとユーザ ストーリーの作成を 1 つのアクションで行うことができます。

ディフェクトをユーザ ストーリーに変換する前に、以下のことに注意してください。

  • ディフェクトのタスク、添付ファイル、およびテスト ケースは新規ユーザ ストーリーに関連付けられて、ディフェクトはクローズされます。
  • テスト ケースの[ワーク アイテム]フィールドにディフェクトが含まれているテスト ケースのみが、新規ユーザ ストーリーに関連付けられます。
  • ディフェクトの[テスト ケース]フィールドにテスト ケースが含まれている場合は、そのテスト ケースはユーザ ストーリーに関連付けられません。

[ディフェクト]詳細ページから、以下の操作を実行します。

  1. [ディフェクト]サマリ ページで変換するディフェクトを選択します。
  2. [ディフェクト]詳細ページの[ギア アクション]アイコンをクリックして、ドロップ ダウン メニューから[ユーザ ストーリーに変換]を選択します。
  3. OK]を選択すると、ディフェクトがクローズされて、スケジュール未設定のユーザ ストーリーが作成されます

フィールドの変換に関する情報

  • 解決方法は変換済みに変わります。
  • スケジュール情報は新規ユーザ ストーリーに含まれています。
  • ユーザ ストーリーに存在しないディフェクトのフィールドは、名前と値のペアとして[注]フィールドに格納されます。
  • カスタム フィールドは名前と値のペアとして[注]フィールドに格納されます。
  • ユーザ ストーリーに必須のカスタム フィールドがある場合は、エディタが表示されます。必要なフィールドを入力して変換を完了します。
  • Salesforce.com インテグレーションのカスタム フィールド:[Number of Cases]、[Affected Customers]、および[Salesforce Case]が存在する場合は、それらが含まれます。
  • Salesforce.com インテグレーションで作成されたディスカッションが存在する場合は、それらが含まれます。
  • ディフェクトのリビジョン履歴が保持されます。

ディフェクトのスケジュール

各イテレーションの作業を計画するときは、バックログからディフェクトを選択して、イテレーションまたはリリースにスケジュールします。

[チーム計画]ページから、以下の操作を実行します。

  1. 計画]タブで、[チーム計画]を選択します。
  2. ドロップダウン メニューから[ディフェクト]を選択します。

    [バックログ]ワーク アイテム ドロップダウン メニューのディフェクト選択

  3. ディフェクトを選択して目的のリリース バックログまたはイテレーションにドラッグします。

    [ディフェクト]詳細ページの関連スケジュール済みフィールドはスケジュール情報を反映するように更新されます。

  4. [チームの計画]ページでのディフェクトのスケジュール

[ディフェクト]詳細ページから、以下の操作を実行します。

  1. [ディフェクト]サマリ ページでスケジュールするディフェクトを選択します。
  2. [ディフェクト]詳細ページで、[ギア アクション]アイコンをダブルクリックして、[編集]を選択します。
  3. ディフェクト エディタで、ドロップダウン リストからイテレーションまたはリリースを選択します。
  4. 保存]を選択します。
  5. 関連する[イテレーションのステータス]ページと[リリースのステータス]ページで、スケジュール済みのディフェクトを表示できます。

ディフェクトの削除

  1. [ディフェクト]サマリ ページで削除するディフェクトを選択します。
  2. [ディフェクト]詳細ページで、[アクション]-[削除]を選択します。

ディフェクトは、ごみ箱に格納されます。

マイ ディフェクト

マイ ディフェクトは、パーソナライズされたダッシュボードに追加できるアプリケーションです。自分が所有者であるディフェクトのみが、アプリに表示されます。

ディフェクトをわかりやすく表示するには、マイ ディフェクト アプリケーションを使用します。右上隅の[設定]アイコンをダブルクリックして、プロジェクト、列、順序を指定したり、クエリを追加したりして、ビューをカスタマイズします。フィールドをダブルクリックしてインライン編集することができます。

このアプリの詳細については、「マイ ディフェクト」を参照してください。

ディフェクトのフィールド

以下のフィールドを使用して、ディフェクトを記述して詳細を追加することができます。ディフェクトを作成または編集するときに、これらのフィールドの値を設定できます。

必須フィールドは、全画面エディタに赤で強調表示されます。

フィールド 説明
一般
ID システムで生成されてディフェクトに割り当てられている ID。これは一意であり変更されることはありません。ID は、タグのプレフィックスおよび数値から構成されます。システム管理者は、プロジェクトで定義されている各ワーク アイテムの区別用プレフィックスを反映するように、タグをカスタマイズすることができます(ディフェクトは DE、ユーザ ストーリーは US など)。
ディフェクト
State ドロップダウン リストから状態を選択します。状態が[クローズ済み]に設定されている場合は、ディフェクトがクローズされた日付が付け加えられます。
環境 ドロップダウン リストから値を選択して、ディフェクトが発見された環境を記述します。
優先順位 ディフェクトの重要性を示す値をドロップダウン リストから選択します。これらの値は、サブスクリプション管理者がカスタマイズすることができます。優先順位 1 または 2 のディフェクトが[イテレーションのディフェクト]ページに表示されます。
重大度 ディフェクトの重要性を示す値をドロップダウン リストから選択します。これらの値は、サブスクリプション管理者がカスタマイズすることができます。重大度 1 または 2 のディフェクトが[イテレーションのディフェクト]ページに表示されます。
送信者 このフィールドには、ディフェクトを作成するチーム メンバがデフォルトで入力されます。
作成日 ディフェクトが作成された日付を表示する読み取り専用フィールド。
ビルドで検出 ディフェクトが検出されたビルド番号を入力します。このフィールドは英数字であり、特殊文字の使用をサポートしています。
ビルドで修正済み ディフェクトが解決されたビルド番号を入力します。このフィールドは英数字であり、特殊文字の使用をサポートしています。
ターゲット ビルド ディフェクトが解決される見込みのビルド番号を入力します。このフィールドは英数字であり、特殊文字の使用をサポートしています。
ビルドで検証済み ディフェクトが検証されたビルド番号を入力します。このフィールドは英数字であり、特殊文字の使用をサポートしています。
解決方法 ディフェクトの解決アクションを最も良く説明する値をドロップダウンから選択します。
リリース ノート/影響を受けるドキュメント これらのフィールドの一方または両方を選択して、解決方法がドキュメントまたはリリース ノートに影響するディフェクトを追跡するのに役立てます。
ユーザ ストーリー ディフェクトをユーザ ストーリーに関連付けます。別のワーク アイテムからディフェクトを作成すると、この関連付けは自動的に設定されます。
テスト ケース ディフェクトをテスト ケースに関連付けます。テスト ケース ステップは、テスト ケース名の直下の[ステップ]表示で参照されて、ディフェクトの編集時にのみ表示されます。ディフェクトがテスト ケースから作成された場合は、自動的にこの関連付けは確立されて、ページの右側にある[テスト ケース]に表示されます。
テスト ケースの結果 テスト ケースへ関連付けが指定されている場合は、[テスト ケースのステップ]フィールドの下にテスト ケース結果の選択が表示されます。
ターゲット日 カレンダ アイコンをダブルクリックして、ディフェクトの解決が見込まれる日を選択します。
スケジュール
スケジュール状態 ディフェクトの完了に向けた進捗状況を指定します。ドロップダウン リストには 6 つの値が表示されます。サブスクリプション管理者は最初および最後の状態をカスタマイズし、より良いプロセス管理に役立てることができます。ディフェクトが移行できるデフォルトの状態は次のとおりです。
  • 定義済み: 開発チームはタスクを作成して見積もりを提供できます。これは新しいディフェクトに対するデフォルトの状態の値であり、カスタマイズすることはできません。
  • 進行中: ディフェクトはイテレーションにコミットされて、ディフェクト上で作業が開始されました。この状態はカスタマイズできません。
  • 完了: すべての関連するタスクが完了しました。すべてのタスクの状態が[完了]に設定されると、ディフェクトは初期設定に関係なく、[完了]の状態を反映するように自動的にロールアップされます。この状態はカスタマイズできません。
  • 承認済み: 承認基準が満たされています。この状態はカスタマイズできません。
ブロック済み 進行を妨げている問題がすべて解消されるまで、ディフェクトの作業を続行できません。タスクが[ブロック済み]としてマークされている場合は、このフィールドはエディタで自動的にチェックされます。このフィールドを手動で編集してから、チェック ボックスをオンにすることで、ディフェクトをブロックすることもできます。ブロックされた状態はブロックされていることを示すために赤色で[イテレーションのステータス]または[リリースのステータス]のページに表示されますが、ディフェクトの最初の状態が失われないように、関連する状態の文字は保持されます。
準備完了 このチェックボックスは、ディフェクトが開発またはレビューの次のステージに移る準備ができていることを示すために使用できます。イテレーション追跡ボードなどのボード アプリケーションを使用する場合、ディフェクトはアプリケーション内で緑の境界線を伴って表示されます。[準備完了]フィールドに対し、このフィールドがチェックされたらアラートを出すように通知を設定することができます。
ブロックされた理由 このフィールドを使用して、ディフェクトの進捗状況が現在ブロックされている理由を記述します。
リリース/イテレーション これらのフィールドは、ディフェクトが割り当てられているリリースまたはイテレーションを示します。プロジェクトに含まれる使用可能なリリースまたはイテレーションをすべて表示するには、ドロップダウン リストでリリースまたはイテレーションを選択します。
急送 このディフェクトを急送する必要があるかどうかを選択します。デフォルト値は No です。この値は、ポートフォリオのカンバン ボードでのスイムレーンとして有効です。
計画見積もり ディフェクトを完了するための推定工数を記録します。このフィールドは実数であり、整数部 3 桁と小数部 2 桁を受け入れることができます。単位は管理者によって定義されます。
タスク ロールアップ見積もり、実績、To Do 読み取り専用フィールド。これらのフィールドに含まれる値は、関連付けられているすべてのタスクからロールアップされて、ディフェクトに表示されます。
カスタム
カスタム フィールド ワークスペースに対して定義されているカスタム フィールドは、このセクションにあります。
このリッチ テキスト フィールドを使用して、ディフェクトに関連する追加情報を記録します。
リビジョン
変更の説明 編集時に、ディフェクトに加えられた変更を記録します。[変更の説明]のコメントは保存され、[リビジョン履歴]ページに表示されます。

フィードバック

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メモ

ディフェクトを作成する機能は、自分に割り当てられているワークスペースのユーザ権限によって異なります。