EIF コネクタ

CA Agile Central の EIF (Enterprise Integration Framework、エンタープライズ統合フレームワーク)コネクタでは、ご利用のシステムを CA Agile Central に統合する方法が提供されます。

EIF コネクタは設定と拡張が可能であり、以下の機能を備えています。

  • 作業アイテムのカスタム マッピング
    • ほとんどの作業アイテムのタイプのサポート
    • 作業アイテム フィルタリング
  • フィールド マッピング
    • 任意のフィールドを任意のフィールドにマップする
    • フィールドの移動方向を選択する
    • 実行するサービスを選択する
    • デフォルトのフィールド値
    • ユーザ マッピング
    • ドロップダウン フィールド マッピング
  • 実行するサービスを選択する
  • 実行するスケジュールを選択する
  • CA Agile Central プロジェクト処理
    • 作業アイテムをコピーする CA Agile Central プロジェクトを選択する
    • 複数の CA Agile Central プロジェクトをマップする
  • 機能拡張
    • フィールド マッピング
    • 前処理と後処理
    • 独自のコネクタを作成する機能

CA Agile Central の EIF (Extensible Integrations Framework、拡張可能統合フレームワーク)コネクタには以下が含まれています。

コネクタの機能の比較

以下の表では、EIF コネクタ間の類似点と相違点について説明します。

フィーチャ HP ALM ClearQuest TFS JIRA Bugzilla
ユーザ ストーリーの同期 X X X X X
ディフェクトの同期 X X X X X
テスト ケースの同期 X X X    
タスクの同期     X    
ストーリー階層のコピー X   X X  
CA Agile Central テスト結果オブジェクトへのテスト実行/結果のコピー X        
作業アイテムのリンク X   X X  

導入ガイド

2 つのシステムを統合する際は、簡単なことから開始します。統合の計画を立てる前に、自分自身にいくつか質問します。

  • どのような問題を解決しようとしていますか。
    • 例: 「現在、すべてのバグはシステム X に存在しています。チームは現在、CA Agile Central でストーリーを操作および定義しています。システム X のディフェクトを CA Agile Central で管理し、チームがそれらのディフェクトに優先順位を付けてスケジュールを設定できれば有益です。」
    • 現在、個々のユーザがディフェクトをエクスポートおよびインポートしている場合、チームがこの問題を解決するのに EIF コネクタは確実に役立ちます。
  • 他のシステムに移動できるアーティファクトの小規模なサブセットは何ですか。
    • 他方のシステムから小規模なチームとディフェクトのサブセットを選択して、コネクタの使用を開始します。
    • 移動するチームとアーティファクトのサブセットを選択したら、マップする情報の最小セットを検討し始めることができます。
    • 名前、説明、所有者などの簡単な要素から開始し、次に、CA Agile Central にどのようなアーティファクトを移動するかを検討できます。

さらなるヘルプについて、「CA Agile Central 統合機能に関する FAQ とベスト プラクティス」には、設定ファイルのサンプルデバッグに関する情報、コネクタ統合の管理とトラブルシューティングの方法に関する多数の詳細が含まれています。

コネクタ同期

作成サービスと更新サービスのデバッグ

設定でのサービス名 サービスの詳細 サービスの設定
UPDATE_RALLYFIELDS_AND_OTHER 最初に CA Agile Central で更新を検索し、新たに変更されたフィールドのみをもう一方のシステムにプッシュします。次にもう一方のシステムで更新を検索し、マップされているすべてのフィールドを CA Agile Central にプッシュします。 config.xml で、タグを見つけます (通常は設定ファイルの下部にあります)。タグの内部で、 UPDATE_RALLYFIELDS_AND_OTHER をリストし、UPDATE_RALLY_TO_OTHER サービスと UPDATE_OTHER_TO_RALLY サービスを削除します。

UPDATE_RALLY_FIELDS_AND_OTHER というオプションの新しいサービスがあり、これには以下の利点があります。

  • 競合による上書きを削減します。
  • CA Agile Central の最近のフィールド変更のみを HP ALM にプッシュします。
  • ALM の変更を探し、更新を CA Agile Central に書き込みます。

EIF コネクタでは、同期が必要な変更を判断するのにポーリング メカニズムが使用されます。コネクタではリアルタイム同期がサポートされていません。管理者はコネクタ実行の間隔を設定できます。同期間の推奨最小時間制限は 10 分です。通常、統合するサードパーティ ツールの各プロジェクトに、個別の XML 設定ファイルが必要です。

注: CA Agile Central と、統合しているサードパーティ ツールの間のワークフローについて、慎重に検討することをお勧めします。コネクタ設計の制約内で、その他のワークフローをサポートできます。

  • コネクタでは、ユーザ ストーリー階層に関する組み込みのサポートと、ディフェクトとストーリーの間のリンクなど、オブジェクト間のリンクが制限されます。
  • 組み込みのサポートのレベルは、サードパーティ ツールによって異なります。
  • CA Agile Central オブジェクト モデルは他のツールと異なるため、リンクと階層を置き換える際は慎重な検討が必要です。
  • テスト ケースと結果の実装は、サードパーティ ツールによって異なります。

成功のための手順

設定を成功させるためのチェックリスト。

  1. インストールと設定を実行または支援するのに必要な以下の経歴を持つスタッフを見つけます。
    • CA Agile Central と統合されているシステムで管理者/ユーザとしての経験がある(Git をセットアップおよび使用したことがある、Jira をセットアップおよび使用したことがあるなど)。
    • 組織のネットワーク セットアップの知識を持っている(プロキシが使用されているかどうかや、他の組織またはサイト固有のネットワークの性質)。
    • インストール プラットフォームにおける最近のユーザ レベルの経験がある(Windows の場合は Internet Explorer、コマンド シェル、Linux の場合は bash/zsh を使用できる)。
    • プラットフォームのファイルシステムの操作に精通している。
    • XML ファイルを見たこと/使用したことがあり、XML ファイルを快適に編集できる。
  2. コネクタについて、インストールおよびユーザ ガイドの主要なセクションを検索およびスキャンします(ページ上部のリンク)。
  3. インストール後に、基本的な設定を実行します。
    • レコードのシステム(データ)ソースを定義します。
    • 交換する作業アイテムとプロジェクト マッピングを定義します。
    • 作成と更新のデータ フローの方向を定義します。
    • 交換するデータ セットとビジネス ルールを定義します。
    • 設定ファイルを定義します。
    • テストまたはサンドボックス ワークスペースおよびプロジェクトを使用して、設定を確認します。
  4. 設定のヒント:
    • CA Agile Central とターゲット システムの接続が成功していることを確立する一環として、プレビュー モードを使用します。
    • マップされたフィールドを、*FieldHandler を使用する必要がない最も基本的なセット(名前、説明など)に制限します。
    • FieldDefault 値の指定を延期します。
    • [コピー]または[更新]セレクタの使用を延期します。
    • FieldHandler の使用を延期します。
    • 添付ファイルに関する操作を延期します。
    • 1 つのサービスのみを指定します(COPY_OTHER_TO_RALLY など)。
  5. CA Agile Central とその他のシステムの接続が確立されたら、「サンドボックス」 CA Agile Central ワークスペースや、他のシステムの同様のものを使用します。
    • ターゲット システムで単一のアーティファクトを作成します(Jira、Bugzilla、HPQC、TFS など)。
    • プレビュー モードをオフにします。
    • 作成した単一のアーティファクトのみが考慮されるように、CopySelector を追加します。
    • 必要な FieldDefault 指定子を追加します。
  6. 添付ファイルをコピーする場合は、この目的のために RelatedObjectLinker を追加します。
  7. FieldHandler が必要なフィールドをマッピングする場合は、*EnumFieldHandler ではない FieldHandler を使用するフィールドを追加します。
  8. フィールドごとに、*EnumFieldHandler が必要なフィールドを導入します。
  9. 段階的に追加のサービスを導入します。

上記の成功のための手順に加えて、作業アイテム モードで設定ファイルを変更することから始めると有益です。設定ファイルは、実行するアクションについてコネクタに指示します。サンプル設定ファイルは提供された ZIP ファイルの一部であり、Ruby gem の解凍先と同じディレクトリにあります。Quality Center の場合、デフォルトの設定ファイルの名前は qc_config.xml です。有効な設定ファイルを後で参照する必要がある場合に備えて、qc_config.xml のバックアップ コピーを作成し、qc_config.xml-origqc_config-pristine.xml のような名前を付けることをお勧めします。設定ファイルには任意の名前を付けることができます。このドキュメントでは、qc_config.xml の名前を保持しています。

設定ファイル(またはデフォルトの qc_config.xml)を編集し、それぞれの XML の開始タグと終了タグの間に適切な値を入力します。次に、作業アイテム モードを実行し、追加のフィールドまたは設定を追加する前に動作することを確認します。

設定ファイルの例

コネクタを設定するための一般的なユース ケースをいくつか以下に示します。

テスト ケース

以下の qc_config_testcases.xml ファイルの例では、以下が示されます。

  • HP ALM でテスト ケースを作成する方法。
  • ALM のカスタム フィールド値を「Y」に設定し、テスト ケースを CA Agile Central にコピーする必要があることを示す方法
    • サンプル ファイルでは、HP ALM カスタム フィールドは TS_User_04 です、
  • テスト ケースを CA Agile Central ユーザ ストーリーにリンクさせます。フォーマット済み ID は異なる HP ALM カスタム フィールドに入力されます。
    • サンプル ファイルでは TS_USER_03 です。
  • は、ストーリーのフォーマット済み ID を処理するのに使用されます。
demo-east.rallydev.comIntegrationsShopping Team[email protected]encoded-U-m-F-s-b-H-l-P-T-i-E-=-TestCaseQCTestIDvmwin2008qc11:8080DEMODEMO1saraencoded-c-m-F-s-b-H-l-k-Z-X-Y-=-TESTTS_TEST_IDTS_USER_01TS_USER_02TS_USER_04 = YNameTS_NAMEDescriptionTS_DESCRIPTIONWorkProductTS_USER_03WorkProductFormattedIDTS_DESCRIPTIONfalseDebugUPDATE_RALLYFIELDS_AND_OTHER , COPY_OTHER_TO_RALLY, COPY_RALLY_TO_OTHER

テストの実行

以下の設定ファイルの例は上記のテストケースの設定と組み合わせて使用され、テスト結果が HP ALM から CA Agile Central へコピーされます。

demo-west.rallydev.comIntegrationsShopping Team[email protected]encoded-U-m-F-s-b-H-l-P-T-i-E-=-TestCaseResultvmwin2008qc11:8080DEMODEMO1saraencoded-c-m-F-s-b-H-l-k-Z-X-Y-=-RUNRN_RUN_IDRN_USER_01RN_USER_02TS_USER_01TS_USER_02TestCaseRN_TEST_IDVerdictRN_STATUSDateRN_EXECUTION_DATEBuildRN_RUN_NAMETestCaseQCTestIDRN_EXECUTION_DATERN_STATUSFailFailedPassPassedfalseDebugCOPY_OTHER_TO_RALLY

ディフェクト

以下の設定ファイルの例は、ALM にディフェクトを記録し、チームが修正する必要があるディフェクトを CA Agile Central に転送する方法を示しています。

  • このファイルでは、多くのユーザが ALM から CA Agile Central にコピーする最も一般的なフィールドが示されています。フィールド ハンドラを使用すると、ALM の優先順位フィールドの値を、CA Agile Central の一連の優先順位フィールドにマップできます。
  • セットアップのヒント: ALM で値が Y、N のカスタム フィールド(BG_USER_02)を作成し、バグを ALM から CA Agile Central にコピーする必要がある場合は値を「y」に設定します。
demo-west.rallydev.comIntegrationsShopping Team[email protected]encoded-U-m-F-s-b-H-l-P-T-i-E-=-DefectQCDefectIDvmwin2008qc11:8080DEMODEMO1saraencoded-c-m-F-s-b-H-l-k-Z-X-Y-=-BUGBG_BUG_IDBG_USER_01BG_USER_03BG_USER_02 = YNameBG_SUMMARYDescriptionBG_DESCRIPTIONNotesBG_DEV_COMMENTSTO_OTHERSeverityBG_SEVERITYPriorityBG_PRIORITYSubmittedByBG_DETECTED_BYOwnerBG_RESPONSIBLEStateBG_STATUSFoundInBuildBG_DETECTION_VERSIONTargetBuildBG_PLANNED_CLOSING_VER``
    BG_DESCRIPTIONBG_DETECTED_BYacme.comBG_RESPONSIBLEacme.comBG_SEVERITYCosmeticCosmeticMinor ProblemMinor ProblemMajor ProblemMajor ProblemCrash/Data LossCrash/Data LossNoneNoneBG_STATUSSubmittedNewOpenOpenReopenedReopenFixedFixedClosedClosedClosedRejectedBG_PRIORITYResolve ImmediatelyResolve ImmediatelyHigh AttentionHigh AttentionNormalNormalLowLowfalseDebugUPDATE_OTHER_TO_RALLY, COPY_OTHER_TO_RALLY

作業アイテム モード

設定ファイルは、実行するアクションについてコネクタに指示するために使用されます。サンプル設定ファイルは提供された ZIP ファイルの一部であり、Ruby gem の解凍先と同じディレクトリにあります。Quality Center の場合、デフォルトの設定ファイルの名前は qc_config.xml です。有効な設定ファイルを後で参照する必要がある場合に備えて、qc_config.xml のバックアップ コピーを作成し、qc_config.xml-origqc_config-pristine.xml のような名前を付けることをお勧めします。設定ファイルには任意の名前を付けることができます。このドキュメントでは、qc_config.xml の名前を保持しています。

設定ファイル(またはデフォルトの qc_config.xml)を編集し、それぞれの XML の開始タグと終了タグの間に適切な値を入力します。

rally1.rallydev.comWorkspace NameProject Name 1[email protected]passwordDefectExternalIDserver:portDomain NameProject NameqcusernamepasswordBUGBG_BUG_IDBG_USER_XXBG_USER_YYNameBG_SUMMARYFalseDebugUPDATE_RALLY_TO_QC,  COPY_QC_TO_RALLY

各セクションは、そのセクションの区切りがわかるようにタグ(XML エレメントと呼ばれる)で囲まれています。上記の例について、各セクションの説明を以下に示します。

  • RallyConnection

    CA Agile Central の接続情報(CA Agile Central の URL、ユーザ名、パスワードや APIKey など)を定義します。

  • QCConnection

    Quality Center への接続情報(ドメイン名、プロジェクト名、アーティファクト タイプ、ユーザなど)を定義します。

  • Connector

    2 つのシステム間でのフィールドのマッピングを定義します。一般的には、文字列は文字列に、整数は整数にというようにマップする必要があります。

  • ConnectorRunner

    コネクタが実行するサービスに関連するパラメータを指定します。

 

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