CA Agile Central Portfolio Manager クイック スタート ガイド

CA Agile Central Portfolio Manager の使用を迅速に開始するには、以下の概念について理解する必要があります。

CA Agile Central Portfolio Manager の設定の支援が必要な場合は、CA Agile Central オンサイト サービスの購入を検討してください。

ポートフォリオ管理の計画

CA Agile Central でポートフォリオ管理を行う前に、組織と討議しておくべきいくつかの重要な概念があります。ポートフォリオを組織がモデル化する方法を理解し、ポートフォリオに関する討議でお客様が使用する用語を明確化することは、CA Agile Central でポートフォリオを作成する上で不可欠です。

文化的な組織の変化

アジャイル ポートフォリオ管理が組織の上位層に求めるものは、リーダーシップです。組織の文化的な移行に必要な第一の変化は、指令と統制による管理から決別して、チームに自己管理を許可することです。詳細については、このブログを参照してください。

たとえば、CA Agile Central では、毎年、内部的に、大きなマザー ストラテジが組織に提示されます。ビジネスで希求する結果が、計画され企業全体で共有されます。部門とチームは、CA の目標を達成するために、イニシアチブとプロジェクトから成るどのようなポートフォリオを提案できるかを分析します。チームは戦略に関わるリーダーシップが提供されることを信じ、組織の上位層はチームが実行を担うことを信じます。

ポートフォリオ プロセスの設計

お客様のビジネスは、新しい情報に基づいて行動することで、チャンスを活かし、リスクを低減し、提供する価値を最大化できます。お客様の組織は、ポートフォリオを操ることで、キャパシティを容易にシフトし、フォーカスを調整することができます。また、最高の投資ではなくなったイニシアチブを停止することもできます。

CA Agile Central でのポートフォリオのモデリングは、ポートフォリオ管理プロセスの全部や一部の再設計を含み、価値の提供、戦略的連携、およびスマートな操作にウェイトを置くことができます。CA Agile Central コーチは、お客様によるこれらのプロセス変更の実装、およびポートフォリオ計画とイベント操作の円滑化を支援できます。CA Agile Central のコーチは、このプロセスでお客様を先導し、お客様がそれを CA Agile Central Portfolio Manager に反映するのを支援できます。詳細については、営業担当者にお問い合わせください。

[email protected] で、CA Agile Central アカウント担当者に問い合わせて、Agile Portfolio Steering ワークショップをスケジュールしてください。

管理者権限での CA Agile Central の設定

組織には、戦略的な作業およびサイジングの分類とレベルについて独自の条件があります。CA Agile Central では、ポートフォリオ アイテムを使用して、特定のイニシアティブやフィーチャを表します。CA Agile Central Portfolio Manager の使用を開始する準備ができたら、管理者と協力して、ポートフォリオ アイテムおよびプロジェクトのいくつかの側面に名前を付けそれを設定する必要があります。

プロジェクトの階層の設定

重要! ロールアップおよびレポートは特定のワークスペース内で実行されます。新しいワークスペースを作成する前にこの事実について慎重に考察してください。プロジェクト、作業アイテム(ポートフォリオ アイテムを含む)、フィールドなどについて、ロールアップまたはレポートする情報は、同じワークスペースに格納する必要があります。そのため、CA Agile Central は、作成するワークスペースの数を制限することを強くお勧めします。

プロジェクトには、以下に示す 2 つのタイプがあります。

  • 戦略
    • 製品の会社や独立系ソフトウェア ベンダー(ISV)では、戦略プロジェクトを使用して、製品または製品の領域を表現します。
    • 情報技術(IT)の組織では、戦略プロジェクトを使用して、システム、サブシステム、またはマルチイヤー プログラムを表現します。
    • ポートフォリオ アイテムは、戦略プロジェクトで作成します。
  • 実行
    • スクラム チーム、かんばんチーム、またはこれらのチームのグループを表現するには、実行プロジェクトを使用します。
    • ユーザ ストーリーは、実行プロジェクトで作成してください。

階層を作成するための詳細な例とオプションについては、「プロジェクト階層の設定」を参照してください。

ポートフォリオ アイテム タイプ

ポートフォリオ アイテムの階層はポートフォリオをモデル化したもので、このモデルでは、各レベルが戦略目標の異なるタイプを表します。階層の上位タイプは、長期間にわたって市場に投入する目標を表します。階層の下位タイプは、市場価値のより個別的な項目を表します。

PI タイプ戦略および実行

デフォルトのポートフォリオ アイテム タイプには、イニシアチブとフィーチャの 2 つがあります。追加のタイプを作成できますが、タイプの数が 3 つを超えないようにすることを推奨します。

最下位レベルは、常に、提供タイムボックス(リリース)に適合する内容を表します。Scaled Agile Framework に従う場合、そのレベルはフィーチャです。スケールされたその他のアジャイル プロセスに従う場合は、ご使用の分類法に合うようにこのレベルの名前を変更できます。

市場性のある価値の提供にかかる時間が、一般に、組織内での開発リリースにかかる時間よりも短い場合、ポートフォリオ アイテムの 2 つのデフォルト レベルを維持することをおを勧めします。

市場性のある価値の提供にかかる時間が、一般に、組織内での開発リリースにかかる時間よりも長い場合や、複数のチームに提供タイムボックスの範囲内での市場価値の提供に取り組ませることで市場性のある価値の提供を高速で進めるオプションが必要な場合は、3 つ目のポートフォリオ アイテム タイプを追加することをお勧めします。この場合、お客様のポートフォリオ アイテム階層は以下のようになります。

  • イニシアチブ
  • 市場性のあるフィーチャ(または、最小実行可能フィーチャ、または最小市場性フィーチャ)
  • フィーチャ

このケースでは、市場性のあるフィーチャを追跡する、フィーチャ レベルの上のレベルが、いくつかのリリースを採用して市場価値を提供できます。各リリースは、市場性のあるフィーチャの一部を実装します。

このフィールドの設定の詳細については、「ロードマップの管理」を参照してください。

投資カテゴリ

投資カテゴリは、ポートフォリオ アイテムをサポートする予算または投資領域です。ポートフォリオ アイテムごとに、可能な投資カテゴリのリストを定義してください。各ポートフォリオ アイテムは、1 つの投資カテゴリに関連付けることができます。

このフィールドの設定の詳細については、「ロードマップの管理」を参照してください。

概算見積もり

[概算見積もり]フィールドは、ポートフォリオ アイテムが該当するとお客様が考えるサイズを表します。希望する数のサイズを特定でき、それぞれのサイズについて、名前と数値を指定する必要があります、CA Agile Central コーチは、相対ポイント サイズを使用してアドバイスします。これらの値は、将来のプランニング機能で使用され、お客様がポートフォリオ アイテムをスケジュールしてタイムフレームに組み込むのに役立ちます。

このフィールドの設定の詳細については、「ロードマップの管理」を参照してください。

値とリスクのスコア

ポートフォリオ アイテムごとに、値スコアまたはリスク スコアを指定できます。値スコアは、ポートフォリオ アイテムの価値を意味する数値です。リスク スコアは、市場にポートフォリオ アイテムを導入する際に敢えて冒すリスクを意味する数値です。

値スコアおよびリスク スコアで使用する数値は、お客様の組織にとって意味があるものである必要があります。CA Agile Central アプリケーションで倍増またはグラフ化した数値を使用して、ポートフォリオ アイテムの優先順位付けの際により深い考察を加えることを検討してください。カスタム フィールドを使用して、テキスト形式でのリスク評価を追跡することができます。

カスタム フィールド

CA Agile Central の他の作業アイテム タイプと同様に、ポートフォリオ アイテムにもカスタム フィールドを追加できます。これらのフィールドは、そのタイプとは関係なく、各ポートフォリオ アイテムのエディタに表示されます。ポートフォリオの追跡に必ず必要で、ポートフォリオ アイテム構造に含まれていない情報を検討してください。

ユーザ権限

プロジェクト内のユーザが、必要に応じて、作業項目を表示および編集できる適切な権限を持つことを確認してください。

PMO、プログラム マネージャ、および製品マネージャに対して:

  • (ポートフォリオ アイテムが作成された場所にある)戦略プロジェクトに対するエディタ権限を設定します
  • 実行プロジェクトに対する表示権限を設定します

エンジニアリングに対して:

  • 実行プロジェクトに対するエディタ権限を設定します
  • エンジニアリングに確認させたい戦略プロジェクトに対する表示権限を設定します

レベル 1 のポートフォリオ アイテムが受け入れられチームを通過した後、お客様がそのレベル 1 ポートフォリオ アイテムを再配置して実行プロジェクト内に存在させることを希望します。そうすれば、実行チームがポートフォリオ アイテムにユーザ ストーリーを追加できます。これは、どのプロジェクト ツリー構造にも該当します。

ポートフォリオの作成

新しいポートフォリオ アイテムの作成

何もないところから開始する場合は、ポートフォリオ アイテムのサマリ ページから新しいポートフォリオ アイテムを作成できます。

別のシステムまたはドキュメントから要件を転送する必要がある場合は、CA Agile Central にポートフォリオをインポートできます。

既存のエピック ストーリー階層は、ポートフォリオに変換できます。既存のストーリとポートフォリオ アイテムを一括で選択して、新しい階層に追加することもできます。

ユーザ ストーリーを変換する 複数の子を割り当てる

ドラッグ アンド ドロップを使用した階層管理の 1 つの方法として、階層アプリケーションを使用してください。

ポートフォリオのカンバンの採用

ポートフォリオかんばんは、値作成ワークフローをフィーチャ レベルで視覚化し、ガバナンスと投資計画をより高いレベルで追跡します。カンバンは、ポートフォリオ アイテムのランクと進捗状況を表示します。画面の各列はポートフォリオ アイテムの状態値のいずれかに対応します。ポートフォリオ カンバン アプリケーションをダッシュ ボード上に追加したり、複数のボードおよびその他の情報が含まれるカスタム ページを作成したりすることもできます。アプリケーションを使用して、新しいポートフォリオ作業にランクを付けたり、その作業を比較したりすることもできます。

CA のコーチング コーナーにある「ポートフォリオかんばんボードの設計」を参照してください。

ポートフォリオ アイテムを操作する場所

[ポートフォリオ アイテム]ページ

  • [ポートフォリオ]タブの下
  • 選択したプロジェクト内のすべてのポートフォリオ アイテムのリスト ビューを提供します
  • 表示するフィールドの指定
  • フィルタとソート
  • ポートフォリオ アイテムの編集、作成、コピー、ランク付け、削除

ポートフォリオ カンバン ボード

  • [ポートフォリオ]タブの下、またはダッシュ ボードへの追加
  • 特定のタイプについて、ポートフォリオの進捗状況のボード ビューを提供します
  • 進捗状況を表すカスタム状態を設定
  • チームが要件を常に念頭に置くようにするために、カスタム終了契約を設定
  • カスタム条件によるボードのフィルタ
  • ポートフォリオ アイテムの追跡、編集、作成、コピー、ランク付け、削除

ポートフォリオ タイムライン

  • [ポートフォリオ] タブの下、またはカスタム ページにアプリケーションとして追加
  • 最初に計画された開始日および終了日と比較した、階層進捗状況の色分けされたビューを提供します
  • 項目にマウス ポインタを合わせ、進捗状況の統計を表示
  • ポートフォリオ アイテムを追跡し、ハイレベルのステータスを提供

ポートフォリオ階層アプリケーション

[Scheudule State]フィールド表示
  • ダッシュ ボードまたはカスタム ページに追加
  • 特定のタイプについて、ポートフォリオの進捗状況のツリー ビューを提供します
  • ドラッグ アンド ドロップで項目の親を再設定
  • アプリケーションまたはストーリー階層アプリケーションの複数のコピーをインストールし、それらのアプリケーション間で項目をドラッグ
  • カスタム条件でフィルタ
  • 子の作成、階層の構成、ポートフォリオ アイテムの編集

カスタム リスト アプリケーション

カスタム リスト内の一括編集
  • ダッシュ ボードまたはカスタム ページに追加
  • ポートフォリオ アイテムのリスト ビューを提供します
  • 特定のデータをフィルタおよび提示する多様性のあるアプリケーション
  • カスタム条件でフィルタ
  • ポートフォリオ アイテムのソート、編集、一括編集、コピー、削除

関連トピック

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