イテレーション サマリ

イテレーション サマリ アプリケーションでは、イテレーションに対するチームの進捗の簡単な概要を見ることができます。問題が発生したときに対処できるように、作業、ディフェクト、およびテスト ケースのステータスに基づいて色付きのインジケータが表示されます。

イテレーション サマリ

表示されるデータ

上部セクションには、基本的なイテレーションの詳細が表示されます。

  • 名前
  • 残りの日数
  • 合計日数
  • イテレーションの状態(計画中、コミット済み、承認済み)

イテレーションの状態によって、最大で 3 つのセクションにアドバイザリ メッセージが表示されます。

承認された作業

承認済み作業の合計は、イテレーションに直接スケジュールされているすべてのアイテムを反映します。このセクションは常に表示されており、スケジュール ステータスが[承認済み]である作業の割合が表示されます。以下の作業はこの割合に含まれます。

  • ユーザ ストーリー
  • 独立しているディフェクト(イテレーションのストーリーに関連付けられていない)
  • ディフェクト スイート
  • テスト セット

承認済み作業の割合の隣にあるバーの色は、イテレーションの状態に応じて変わります。

  • 灰色: イテレーションの前半に、一部またはすべての作業が承認されたか、承認された作業はありません。
  • 緑色: すべての作業が承認されて、イテレーションが終了しました。
  • 黄色: イテレーションの後半に、一部の作業が承認されたか、承認された作業はありません。
  • 赤色: 一部の作業が承認されたか、承認された作業がなく、イテレーションが終了しました。

 

注: 承認済み作業の割合を表示するには、イテレーションのスケジュール済みアイテムの[計画見積もり]フィールドにポイントを入力しておく必要があります。

 

アクティブなディフェクト

[アクティブなディフェクト]には、イテレーションに割り当てられたユーザ ストーリーに関連付けられているがイテレーションに直接スケジュールされていないディフェクトが表示されます。このセクションはイテレーションのユーザ ストーリーに関連付けられているオープンなディフェクトがある場合にのみ表示されます。

注: このアプリケーションの目的は、イテレーションのポイントに数えられないストーリーに関連付けられているディフェクトを表示することです。これにより、作業が見落とされることがなくなります。関連付けられているディフェクトが解消される前にストーリーを承認することはお勧めしません。

状態が[クローズ済み]ではないディフェクトの総数が表示されます。このセクションの隣にあるこのバーの色は、イテレーションの状態に応じて変わります。

  • 黄色: オープンなディフェクトがあり、イテレーションはまだアクティブです。
  • 赤色: オープンなディフェクトが残っていますが、イテレーションが終了しました。

テストが成功

ユーザ ストーリーまたはテスト セットに関連付けられているテストのイテレーションにテスト ケースの結果が存在する場合は、このセクションが表示されます。関連付けられているテスト ケースがあっても結果がない場合は、このセクションは表示されません。このセクションには、結果とイテレーションの状態に応じて色が付きます。

  • 灰色: イテレーションの前半に、いくつかのテストが成功しました。
  • 緑色: 期間全体ですべてのテストが成功しました。
  • 黄色: イテレーションの前半に成功したテストがないか、後半にいくつかのテストが成功しました。
  • 赤色: 一部のテストが成功したか、成功したテストがなく、イテレーションが終了しました。

イテレーションの前半の定義

これらのステータス更新の多くは、イテレーションの経過時間に依存します。イテレーションの前半と後半を定義するルールは次のとおりです。

  • イテレーションの長さが 10 日間以下の場合は、日数の 50% が経過すると、色は灰色から黄色に変わります。
  • イテレーションの長さが 10 日以上の場合は、イテレーションの 5 日目が過ぎると、色は灰色から黄色に変わります。これは、4 週間のイテレーションの 3 週目になっても承認済み作業がない状態は、5 日間のイテレーションの 3 日目と比べて危険度が格段に高いからです。

その他の機能

[高さの自動調整]設定を使用して、表示データの量に基づいてアプリケーションの垂直方向のスペースを自動的に調整します

コーチング コーナー: これらの警告が重要である理由

当社の指導組織は、アジャイル方法論に精通しており、お客様に固有のワークフローに合わせて CA Agile Central を利用できるようにお客様を支援します。有効な完了の定義と作業合意を作成できるように、スクラム チームと共に以下のことを確認してください。

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イテレーションの早い段階でストーリーが承認される必要があるのはなぜですか

未承認のストーリーはリスクを表します。イテレーションの終了までにストーリーを完了できない可能性のリスクと、承認できない作業が発見された場合にイテレーション全体が難しい状態になる可能性のリスクです。このリスクを軽減するには、ストーリーを定期的に調査して、承認されたユーザ ストーリーが完了したらすぐに承認します。ユーザ ストーリーの承認を早めに管理することにより、チームが合意した完了定義に基づいて完全に承認可能なストーリーを提供するのに十分な時間をとることができます。

リスクのほかに、ストーリーの適時承認は正確なバーンダウン チャートを達成するためにも重要です。完了したストーリー ポイントは承認されるまでこれらのチャートに反映されません。完了したストーリーを承認しないと、イテレーションの最終日までチャートは変化しませんので、チームと関係者の役に立ちません。

リーンの観点からは、未承認のユーザ ストーリーは進行中作業(WIP)を表します。リーンおよびアジャイルのソフトウェア開発のチームは、同時進行中のストーリーの数を制限することにより、WIP を制限しようとします。この上限は、完了しているがまだ未承認のストーリーに適用されます。これらのストーリーはどの時点でも承認不可能であると見なされている可能性があり、完了状態でなくなった可能性があるので、進行中であると見なされます。WIP 上限を守ることによって中断とコンテキスト スイッチングを制限することは、開発チームのフローに役立ちます。

ストーリーが承認される前に、すべてのディフェクトをクローズする必要があるのはなぜですか

チームがユーザ ストーリーの完了の定義を作成するときには、それらのストーリーのすべてのディフェクトがクローズされていることをストーリーの承認の前提条件として指定することをお勧めします。承認済みのストーリーは機能の完了したスライスを表していることから、そのストーリーに関連付けられたディフェクトは技術的な問題の存在を意味しており、イテレーション中に解決される必要があります。

ユーザ ストーリーの準備ができたら、すぐにテストすることをお勧めします。見つかったディフェクトを解決するための時間がさらに必要である場合は、チームはイテレーションのほかのストーリーを開始する前に、見つかったディフェクトを解決することを検討する必要があります。ディフェクトの解決にかなりの時間が必要である場合は、チームは関連するユーザ ストーリーをリリースせずに、必要な作業を次のイテレーションの見積もりの一部と見なす必要があります。全体としては、イテレーションの後にいくつかの不完全でテストされていないストーリーを提供するのではなく、完了して完全にテストされた 1 つのストーリーを提供するほうが良い方法です。

イテレーションのすべてのテストが成功しなければならないのはなぜですか

承認基準に加えて、テスト ケースは完了したユーザ ストーリーまたはイテレーションの全体的な品質と承認可能性を表します。受け入れ、パフォーマンス、回帰、機能、ユーザビリティ、およびユーザ インターフェースといった、さまざまなタイプのテストを作成することができます。これらのタイプのテストはすべて、アジャイル開発チームの完了の定義にとって極めて重要です。チームがこれらのさまざまなテストを日常業務に組み込むと、イテレーションの終了前にすべてのテストが成功することの重要性が高まります。さらに、承認プロセスの一環として各ストーリーが完了するときに、可能な限り多くのテストが成功する必要があります。

イテレーションの終了が近づくにつれて、完了したテストが少ないほど、コミットメントが達成されないリスクが高まります。不完全なテストは、技術的な問題につながる可能性があるディフェクトが隠れていてその後のイテレーションを中断させる可能性があるリスクを表します。

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