CA Agile Central Portfolio Manager のベスト プラクティス

CA Agile Central Portfolio Manager をセットアップして使用する際は、以下のベスト プラクティスをお勧めします。

CA Agile Central プロジェクト ツリーの構築

プロジェクトには、以下に示す 2 つのタイプがあります。

  • 戦略プロジェクト
    • プロダクト ベンダーや独立系ソフトウェア ベンダー(ISV)では、戦略プロジェクトを使用して、プロダクトまたはプロダクトの領域を表現します。
    • 情報技術(IT)の組織では、戦略プロジェクトを使用して、マルチイヤー プログラム、システム、またはサブシステムを表します。
    • ポートフォリオ アイテムは、戦略プロジェクトで作成します。
  • 実行プロジェクト
    • スクラム チーム、カンバン チーム、またはこれらのチームのグループを表現するには、実行プロジェクトを使用します。
    • ユーザ ストーリーは、実行プロジェクトで作成してください。

このタイプの構造では、組織のすべてのレベルの人が、自身にとって便利な方法で CA Agile Central Portfolio Manager を表示および使用することができます。

詳細については、「プロジェクトの階層の設定」を参照してください。

PI 図

上記の定義を考慮すると、CA Agile Central のプロジェクト ツリーは、以下の 2 つの推奨事項のいずれかに従う必要があります。

正しいプロジェクトへのポートフォリオ アイテムの追加

ポートフォリオ アイテムは、戦略プロジェクトで作成する必要があります。

複数の戦略エリアに影響を及ぼす上位レベルのポートフォリオ アイテム(最下位のポートフォリオ アイテムのタイプよりも上位)は、プロダクト ファミリなど、すべての影響を受ける戦略エリアを含む戦略プロジェクトで定義する必要があります。

ポートフォリオ アイテムを作成する場所を決定する際は、プロジェクトの階層が[% 完了]など、ポートフォリオ アイテムのロールアップに影響しないように注意してください。ポートフォリオ アイテムの子は、同一のプロジェクトやポートフォリオ アイテム自体の子プロジェクトに格納する必要はありません。ロールアップは、ポートフォリオ アイテムとその子ストーリー(ポートフォリオ アイテムの下にユーザ ストーリーのレベルが複数ある場合は最下位のユーザ ストーリー レベル)間の親子の関連付けに従って計算されます。

戦略プロジェクトを選択するとき、プロジェクト選択の子プロジェクトからのアイテムも表示オプションを使用すると、選択したプロジェクトにあるポートフォリオ アイテムと同様に、選択したプロジェクトの子プロジェクトにあるポートフォリオ アイテムも表示されます。

ポートフォリオ アイテムとユーザ ストーリー

ポートフォリオ アイテムで、開発に携わらない関係者に市場価値を表す必要があります。マーケティング、ビジネス、マネージメントからの関係者は、ポートフォリオ アイテムからお客様へ提供される価値を理解する必要があります。

ユーザ ストーリーは、最下位レベルのポートフォリオ アイテムを実装するための開発要件です。

PI の市場価値

実行に移動すると、ポートフォリオ アイテムはプロジェクトを変更できる

ポートフォリオ アイテムは、最下位レベルのポートフォリオ アイテムでのみプロジェクトを変更します。[イニシアチブ] - [フィーチャー]のポートフォリオ階層では、機能が実行チームを通過するように、戦略プロジェクトから実行プロジェクトへ手動で機能を再配置する必要があります。これは、実行チームが一度にいくつかの戦略で作業するときに特に当てはまります。

ポートフォリオ アイテムのタイプ

ポートフォリオ アイテムのタイプは、市場価値のグループ化を表します。

ポートフォリオ アイテムのタイプの最下位のレベルのみ、一連のユーザ ストーリーで実装されるために、実行チームを通過します。

上位レベルのポートフォリオ アイテムのタイプは、下位レベルのポートフォリオ アイテムをグループ化することで、エンジニア以外の人がより容易に理解できるような情報を提供します。反対に、特定のレベルを下回るポートフォリオ アイテムは、上位レベルのポートフォリオ アイテムを生成するためにビルドする値の増加を明確に示す方法を提供します。[完了]を定義する機能として動作します。

各ポートフォリオ アイテムのタイプは以下を定義します。

  • それぞれの対象者向けに適切な精度レベル。組織の最上位レベルのエグゼクティブにマップする最上位レベルのポートフォリオ アイテムのタイプ。
  • 完了するまでの期間の桁(桁が大きいほど、期間が長くなります)。たとえば、最下位レベルのポートフォリオ アイテムは、1 ~ 3 か月以内にリリースすることができるように、小規模にする必要があります。
  • アイデアからデリバリまでのビジネス プロセス。

同じタイプのすべてのポートフォリオ アイテムは、同じレベルの精度、期間、桁、およびアイデアからデリバリまでの値のストリームを共有する必要があります。

ポートフォリオ アイテムとプロジェクト

戦略(プロダクト、マルチイヤー プログラム、システム)または実行のいずれかを表すプロジェクトを作成します。プロダクト、プログラム、またはシステムを表す戦略プロジェクトを作成します。

実行を通過する実際の作業(イニシアチブまたはフィーチャーなど)を説明するポートフォリオ アイテムを作成します。

識別するには、以下のアナロジを使用します。

  • 何かが開始されたかどうか、それがどのくらい進んでいるかを知る必要がある場合は、ポートフォリオ アイテムを作成します。
  • リソースの割り当てを保護する必要がある場合は、投資カテゴリの値を作成します。
  • 何かにスコープする必要がある場合は、専用の CA Agile Central のプロジェクトを作成します。
  複数が必要な場合は、同じものにそれぞれ 1 つを作成することもできます。

プロジェクトまたはポートフォリオ アイテムとしてのプログラム

プログラムは、プロジェクトまたはポートフォリオ アイテムのいずれかにすることができます。進捗状況(% 完了)だけでなくプログラムの日付も追跡するには、プログラム(PMI の定義では、プロジェクトの集合体)は、[プログラム]タイプのポートフォリオ アイテム([プロジェクト]タイプの子ポートフォリオ アイテムをプロジェクトとして持つ)として表される必要があります。さらに、プログラム管理者がその 1 つのプログラムにのみスコープするには、プログラムを表す戦略プロジェクトを作成します。

投資カテゴリとポートフォリオ アイテムのタイプ

[投資カテゴリ]フィールドは、ポートフォリオの割り当て、または予算のバケットをキャプチャします。Portfolio Alignment カスタム アプリケーション(コードについてはテクニカル アカウント マネージャに問い合わせください)では、これらの戦略ポートフォリオの割り当てが実行グループによって守られているかどうかを監視することができます。

プロジェクトに対する権限

PMO、プログラム マネージャ、およびプロダクト マネージャに対して:

  • (ポートフォリオ アイテムが作成された場所にある)戦略プロジェクトに対するエディタ権限を設定します
  • 実行プロジェクトに対する表示権限を設定します

エンジニアリングに対して:

  • 実行プロジェクトに対するエディタ権限を設定します
  • エンジニアリングに確認させたい戦略プロジェクトに対する表示権限を設定します

レベル 1 のポートフォリオ アイテムがチームを通過することを承認された後は、実行プロジェクトに再配置する必要があることに注意してください。そうすれば、実行チームがポートフォリオ アイテムにユーザ ストーリーを追加できます。これは、どのプロジェクト ツリー構造にも該当します。

既存のユーザ ストーリーのポートフォリオ アイテムへの関連付け

以下のメソッドのいずれかを使用します。

ポートフォリオ アイテムの複数のストーリーへの一括での関連付け

[ユーザ ストーリーの一括選択]および[子の一括選択]オプションを使用します。CA Agile Central では、[一括]ダイアログ ボックスでプロジェクトによってフィルタする方法を提供する計画があります。

ビューからの完了したポートフォリオ アイテムの削除

[CA Agile Central]タブのいずれかから、以下の操作を行います。

  1. 新しい ページ]を選択して、カスタム グリッド アプリケーションを追加します。
  2. カスタム グリッド パネルの設定を以下のとおり設定します。
  • オブジェクト: ポートフォリオ アイテム
  • クエリ: ((PortfolioItemType.Name = “Initiative”) AND (PercentDoneByStoryPlanEstimate 1))

ロードマップの計画: CA Agile Central では、ポートフォリオ ビュー(ポートフォリオ アイテム、ポートフォリオ タイムライン、ポートフォリオ カンバン、ポートフォリオ階層)の一部にフィルタを追加することを計画しています。

ポートフォリオ カンバンの状態の定義

CA のコーチング コーナーにある「ポートフォリオ カンバン ボードの設計」を参照してください。

複数のワークスペース

CA Agile Central Portfolio Manager では、各ワークスペースが 1 つのポートフォリオを表すと見なしています。ワークスペースがそれぞれ、プロダクトやプログラムを表していて、それらをポートフォリオとして追跡する場合は、データを各ワークスペースから統合されたワークスペースへ移行する必要があります。CA Agile Central では、データの移行を実行するプロフェッショナル サービスを提供しています。どのようなシナリオで、複数のポートフォリオ(各ワークスペースに固有)の追跡が要求されることがあるかを理解する必要があります。

入力内容については、[email protected] までお問い合わせください。

開始予定日と終了予定日

ポートフォリオ アイテムの[開始予定日]および[終了予定日]フィールドは、ポートフォリオ アイテムが開始および終了する日をプロダクト マネージャまたはプログラム マネージャが伝達するためにあります。日付は、手動で入力します。エンジニアリング データからの計算または予測はされません。これらの日付を設定することで、ポートフォリオ アイテムが、エンジニアリング作業を開始する前にポートフォリオ タイムラインに表示されることを確実にして、エンジニアリングによる影響を受ける前に早期のロードマップについての話し合いを行うことができます。

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